先日、箱根に行ってきた。
首都圏からも近く、空気もいいし、日頃の疲れを取るのには手軽なので、しばしば休暇に訪れている。
今回は、彫刻の森美術館を訪れてみた。
この美術館は、彫刻を屋外展示し、散策しながら美術品を鑑賞できるように作られている。ピカソ館など、彫刻以外の作品はさすがに屋内に展示されているが、それ以外は基本的には屋外だ。
この美術館、実は初めてではない。実家が近いこともあり、小学生くらいの時に一度訪れた記憶がある。その時のことは、実はあまりよく覚えていない。もう一体何年前の話だ、というのはもちろんあるのだが、それよりも、展示されている作品を理解できる段階ではなかったことが大きいだろう。
その途切れ途切れの記憶の中にもいくつか覚えている作品があり、それらがそのまま展示されていることにも感銘を受けた。さらに、そのときには大して感動も何もしなかったのだと思うが、作品から感じるものが全く変わっているということに驚く(あまり覚えていないのにそんなことなぜ分かる、という話もあるが、もしその時に何か感じた作品であればさすがに覚えていると思うのだ)。
これはイイ、と思ったのは以下の作品。作品名は「風の刻印」。

おそらく実際に現地で見てみないとよく分からないんじゃないかと思う。石でできたゲートみたいな作品なのだが、不思議と流れている風を感じられる。しばらくこの作品の前で立ち止まり、ただひたすら眺めていた。
他にはこの作品か。

かなり大きく、彫刻と言うよりは塔である。実際中に入ることができ、塔の最上部から眺める景色は素晴らしい。
ただ、それだけなら単なる展望台なのだが、中に入ると外からは分からない光が作り出す色の渦に囲まれる。これが素晴らしい。私は実際に、「うわ、これは・・・」と一言発した後、しばらく言葉を失った。
他にも色々な彫刻が置かれている。自分の気に入った彫刻を鑑賞しつつ、緑に囲まれた時間を過ごすのは、実はすごい贅沢なのかもしれない。機会があれば是非訪ねてみて欲しい。館内広いので歩き疲れるかもしれないが、何、そこは温泉で有名な箱根。館内に無料で利用できる足湯もあるので、疲れたら足湯で休憩、なんてどうだろうか。
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